終活のご相談

2024年10月03日

最近、終活の一環として資産や土地の活用について考えるお客様からのご相談が増えています。

今回は、70代の男性のお客様より「3つの土地、特に1000坪もある広大な土地をどう活用すべきか」とのご相談をいただきました。

福祉施設をこの土地に建てたらどうか?と考えておられます。

それに基づいていくつかのポイントを整理しました。

 

終活とは?

終活とは、人生の最終段階に向けて、事前に様々な準備を行うことを指します。具体的には、遺産整理や財産管理、介護や医療に関する希望の整理、さらには葬儀や墓地の手配まで多岐にわたります。終活を行うことで、本人が自分らしい最期を迎えられるだけでなく、残された家族に負担をかけずにすむというメリットがあります。

土地や不動産の活用も、終活の重要な要素の一つです。特に広大な土地を所有している場合、その土地を地域社会に役立てたり、次世代に引き継ぐ形での活用を検討することが増えています。これにより、個人の資産を有効に活用し、地域や社会に貢献することができます。

 

土地活用の考え方

お客様は、1000坪の広大な土地をどのように活用するか悩まれており、福祉施設の建設案が浮上しています。このような大規模な土地活用には、以下のポイントが考慮されます。

 

地域のニーズを確認
福祉施設を建設する場合、地域の高齢化状況や介護施設の需要を調査することが重要です。高齢者人口が増えている地域では、入居者を集めやすく、安定した運営が見込まれます。

コストと資金調達
福祉施設の建設には大規模な資金が必要です。土地の整備や建設費、さらに施設運営のための人件費などがかかります。国や地方自治体からの助成金や補助金を利用することで、負担を軽減できる可能性があります。

法的規制の確認
土地の用途地域や建築基準法に従い、福祉施設を建設する際の法的手続きを確認することが大切です。建築計画や運営計画を立てる際には、専門家と相談しながら進めると安心です。

 

終活の中で土地活用を考える意味

終活の一環として、土地や不動産の活用を検討することは、人生の後半における大きな決断の一つです。福祉施設の建設のように、地域社会に貢献する形で資産を活用することは、次世代にとっても大きな意味を持ちます。これにより、ご自身が持つ資産を有効に使い、家族や社会に貢献する道を探ることができるでしょう。

 

とりあせず来週土地などの調査にいってまいります~~☆