NISAって何?
2024年07月12日
NISAってなーに?
こんにちは。
2024年からNISA制度が改正されました。
まだ、何のこと?という方も多いと思いますが、取り上げてみたいと思います。
NISA(少額投資非課税制度)は、個人投資家が株式や投資信託などに投資する際、得られる配当金や売却益が一定額まで非課税となる制度です。2014年に導入され、日本国内に居住する18歳以上の個人が対象です。10年前から実はありました。
NISAの種類は2つです。
1. 一般NISA
年間投資枠は120万円までで、非課税期間は5年間です。株式や投資信託、ETF(上場投資信託)など幅広い金融商品に投資可能です。
2. つみたてNISA
年間投資枠は40万円までで、非課税期間は20年間です。対象は長期の積立投資に適した投資信託やETFで、低コストの商品が多くラインナップされています。
ではなぜ、2024年から話題となっているかというと、2024年からNISA制度が改正され、以下の点が変更されたからです。
1. 非課税保有期間の無期限化: これまでの非課税期間がなくなり、保有期間に制限がなくなります。
2. 年間投資枠の拡大: 一般NISAとつみたてNISAの年間投資枠が統合され、最大360万円まで投資可能になります。
3. 総額投資枠の設定: 生涯で非課税となる投資総額が1,800万円までに設定されます。そのうち、つみたて投資枠は1,200万円が上限です。
4. 成長投資枠とつみたて投資枠の併用: これにより、投資家は自身の投資ニーズに応じて、つみたて投資と成長投資を組み合わせることが可能になります。
2024年の制度改正利用のメリットを簡単にいうと、以下の3点です。
1. 非課税のメリット: 配当金や売却益が非課税となるため、税負担が軽減され、投資効率が向上します。
2. 長期的な資産形成: つみたてNISAのように長期間の非課税期間が設定されているため、複利効果を活かした資産形成が期待できます。
3. 柔軟な投資戦略: 2024年からの改正により、つみたて投資と成長投資を自由に組み合わせることができ、多様な投資戦略を実行できます。
これでもやはり、難しいですよね。。汗
一人一人のライフステージで必要なお金を準備するために、税金は取らないので、このNISA制度も使って、上手にやってね!というメッセージと私は捉えています。
ファイナンシャルプランナーの知識って、こんなときにも役立ちます。
NISA口座の開設は、銀行、証券会社、郵便局などで行います。必要な書類や手続きについては、各金融機関にお問い合わせくださいね。
最後に、NISAを利用した投資でも元本割れのリスクがあります。各商品の特性を理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。
最新の制度改正情報や詳細については、金融庁の公式サイトを参照してくださいね。
金融庁NISAサイトはこちら