預金利息について思うこと

2024年08月20日

預金金利の変化が家計に与える影響

今日、たまたま三菱UFJ銀行で普通預金口座の記帳をしたところ、興味深い発見がありました。2024年2月には税引き後の預金利息が22円だったのに対し、2024年8月では333円に増えていたのです。しかも、普通預金の残高が減っていたにもかかわらず、この変化が起こっていました。

実は、2024年3月に日本銀行(日銀)が政策変更を行い、それを受けて三菱UFJ銀行などの大手銀行が預金金利を引き上げたというニュースがありました。これが、今回の利息増加の背景にあります。

 

なぜ日銀は金利を引き上げたのか?

日銀は長い間、超低金利政策を続けてきましたが、経済やインフレの状況に応じて政策を変更することがあります。最近、経済の安定や物価上昇を抑えるため、金利を引き上げる方針を打ち出しました。これにより、三菱UFJ銀行をはじめとする大手銀行が預金金利を引き上げることとなりました。具体的には、普通預金の金利をこれまでの0.001%から0.02%へと引き上げています。

 

預金者にとっての影響は?

この金利引き上げにより、普通預金で受け取る利息が少し増えます。たとえば、100万円を普通預金に預けている場合、これまで年間で10円の利息しか受け取れませんでしたが、今後は200円受け取れるようになります(税引き前)。これは、利息が20倍になるということです。

 

経済全体への影響は?

預金金利の引き上げは、消費者が銀行にお金を預けるインセンティブを増やす一方で、借り入れ金利も上がる可能性があります。これが経済活動に影響を与えることも考えられます。

日銀の政策変更は銀行の金利設定に影響を与え、私たちの日常生活にも少なからず影響を及ぼします。今回の金利上昇幅はまだ小さいですが、今後の動向を注視することが大切です。

 

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