戸建注文住宅の取得費2023年度調査結果

2024年09月02日

戸建注文住宅の取得費、平均6,681万円 ─ 2023年度調査結果

 

こんにちは、アクティス不動産です。

(一社)住宅生産団体連合会が発表した「2023年度 戸建注文住宅の顧客実態調査」によると、主要都市圏での戸建注文住宅の取得費は平均で6,681万円に達しました。この調査は2000年から毎年行われており、今年で24回目を迎えます。たくさんの方々に役立つ情報をお届けできることを嬉しく思います。

 

調査結果の主なポイント

世帯主年齢は平均40.2歳で、30歳代の割合が高く、若い世代が住宅購入に前向きであることがわかります。

世帯年収は1,148万円で、年収の増加が住宅購入の動きを支えています。

自己資金は2,047万円で、自己資金の増加が、より高品質な住宅の購入を可能にしています。

贈与額は1,286万円で、家族からの支援額が減少しても、住宅購入への意欲は変わりません。

借入金は5,859万円で、借入金の増加は、より多くの方が自分に合った住まいを実現しようとしている証です。

 

住宅取得費の詳細

住宅の延床面積は123.5平方メートルで、コンパクトで機能的な住まいが人気です。

建築費は4,566万円で、建築費の上昇は、高品質な家作りへの努力を反映しています。

住宅取得費合計は6,681万円で、多くの方が理想とする家のために投資している背景があります。

用地取得方法別の平均取得費は次の通りです:

古屋解体・新築は5,236万円で、古い家を解体し、新しい家を建てることで、新たな生活が始まります。

買い替えは4,893万円で、現在の家を売却し、その資金で新しい住まいを購入する方法です。

土地購入・新築は4,199万円で、土地を購入し、理想の家をゼロから作り上げることができます。

建築費単価は37.0万円/平方メートルで、価格が上昇している中でも、品質の高い家作りが求められています。

 

住宅ローンの金利タイプ

変動金利は88.0%で、金利が変動する中で、より柔軟な選択肢を提供しています。

全期間固定金利は3.3%で、長期間安定した返済額を確保できます。

固定金利期間選択型は4.4%で、一定期間の安定を提供し、その後の選択肢も広がります。

 

住宅性能表示と顧客の重視点

住宅性能表示採用率は75.1%で、安心して住める家の品質が重視されています。

住宅購入で重視された点は次の通りです:

間取りは62.4%で、家族が快適に過ごせる間取りが最も重要です。例えば、広々としたリビングや使いやすい収納スペースなどが求められています。

地震時の在宅の安全性は50.0%で、安心して暮らせる耐震性能が重視されています。

住宅の広さは37.6%で、十分な広さを確保することで、快適な生活が実現します。

断熱性や気密性は34.9%で、快適な温度管理ができる省エネ性能が求められています。

収納の多さ、使いやすさは25.7%で、使い勝手の良い収納が生活の便利さを向上させます。

 

間取りを重視する姿勢は変わらず、耐震性や断熱性能の重要性が増しています。私たちアクティス不動産は、お客様の理想の住まいを実現するために全力でサポートいたします。

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