inflation(インフレ)に思うこと
2024年07月14日
inflation
インフレについて思うこと
インフレ(インフレーション)とは、物価が継続的に上昇し、通貨の価値が下がる現象です。これにより、同じ金額で購入できる商品やサービスの量が減少します。
日本は長らくデフレ傾向にありましたが、近年ではインフレ傾向が見られます。特に2022年以降、エネルギー価格の上昇や原材料の価格高騰がインフレを引き起こしています。
適度なインフレは経済成長に寄与します。実際に、日本銀行は、2013年(平成25年)1月の金融政策決定会合で、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を導入しました。
それでは、インフレ傾向の場合、私たちの生活はどうなるのでしょうか?
インフレになると、生活費が増加します。具体的には、食料品、エネルギー、住宅費などの基本的な生活費が増加します。
それでは、インフレ傾向の場合、私たちの賃金はどうなるのでしょうか?
①コストプッシュインフレ:企業が生産コストの上昇を価格に転嫁し、その結果、労働者が賃上げを要求することがあります。
②需要プルインフレ:経済が好調で労働需要が高まると、企業は労働者を引きつけるために賃金を上げることが増えます。
ただ、①も②も必ずしも起きるとは限りません。どうも、インフレと賃金はバランスが必要のようです。
理想的なシナリオとしては、賃金がインフレ率と同じかそれ以上のペースで上昇すれば、労働者の購買力が維持または向上します。
一方で、問題のシナリオとしては、賃金上昇がインフレ率に追いつかない場合、実質賃金が下がり、生活水準が低下します。
インフレと賃金の関係は複雑で、適切なバランスを保つことが経済政策の重要になってくるようです。
難しいものですね。。
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