住宅ローンってなあに?

2024年07月15日

こんにちは

最近、日本で変動型住宅ローン金利の上昇傾向が注目されています。2023年以降、長期金利の上昇に伴い、固定金利型住宅ローンの金利が引き上げられる一方で、変動型金利は低水準を維持しています。しかし、将来的には変動型金利も上昇する可能性があります。


日本の主要銀行は、固定金利型住宅ローンの金利を相次いで引き上げており、これは日本銀行(BoJ)が長期金利を1%を超えて容認する方針に転換したことが影響しています。この変化により、多くの借り手が変動型金利を選択していますが、変動型金利も今後上昇するリスクがあります 。


例えば、40百万円の住宅ローンで金利が0.1%上昇すると、月々の返済額は約1,700円増加し、ローン期間全体で約70万円の負担増となります。BoJがさらなる金利引き上げを実施する場合、変動型金利も上昇し、家計に大きな影響を及ぼす可能性があります 。


また、不動産市場全体の動向も影響を受けています。COVID-19パンデミック後、需要が高まり不動産価格が上昇したものの、2024年には価格上昇のペースが鈍化し、物件在庫が増加する傾向が見られます。


これらの要因を踏まえ、住宅ローンの金利動向を注視しつつ、返済計画を立てることが重要です。

住宅ローン