品確法とはなあに?

2024年07月31日

新築住宅と中古住宅どっちを買おうかとお悩みの方いらっしゃいますよね?

住宅の価格の検討も当然必要ですが、新築住宅については品確法を頭に入れて置くと役立つかもしれません。

 

品確法とは、日本で2000年に施行された法律で、住宅の品質確保や消費者保護を目的としています。この法律は、住宅購入者が安心して住宅を購入できるようにするための仕組みや規制を提供しています。

 

新築住宅は品確法によって、その事業者は引渡し後10年間に新築に瑕疵がみつかった場合、補修する義務や損害賠償する義務を負っています。つまり新築住宅の買主は10年間保護されます。

 

品確法の読み方は「ひんかくほう」であり、正式名称は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」となっています。

 

【品確法の重要ポイント】

1. 住宅性能評価:住宅の性能が評価されることで、品質の高い住宅が提供される。

2. 10年保証:構造部分と雨漏りに対する10年間の保証が義務付けられているため、安心して住むことができる。

3. 住宅履歴情報:住宅の設計・施工・維持管理に関する情報が保存されるため、将来的なメンテナンスや売却時に役立つ。

 

【品確法のメリット】

○消費者保護:住宅購入者が安心して住宅を購入できるように、品質や保証に関する明確な基準が設けられています。

○ 品質向上:建築業者に対して高い品質基準が求められるため、住宅の品質向上が期待できます。

○透明性の向上:住宅の性能や履歴が明確に表示されるため、購入者は情報に基づいた判断ができます。

 

 【品確法の適用範囲】

品確法は、主に「新築住宅」を対象としていますが、一部のリフォーム工事にも適用される場合があります。また、分譲住宅や注文住宅、建売住宅など、さまざまな形態の住宅に適用されます。

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品確法