日本株大暴落に思うこと

2024年08月06日

日本株大暴落に思うこと

 

今朝の新聞やニュースで、皆さんご存知かと思いますが、2024年8月5日、日本の株式市場は歴史的な暴落を経験しました。日経平均株価は前日比で4,451.28円下がり、終値は31,458.42円となりました 。

 

この下落幅は、1987年の「ブラックマンデー」を超えるもので、過去最大の値下がり幅を記録しました。

 

この暴落はいくつかの要因が重なりました。

 

まず、前週末の欧米株市場が全面安となり、特にアメリカでは7月の雇用統計が市場予測を下回ったため、米経済の急減速への懸念が広がりました。

 

また、米国株の下落に伴い、米長期金利が低下し、急激な円高が進行しました。このため、外国為替市場での円高が東京市場にも影響を与え、投資家がリスクを避けるために大量に売りを出したことが株価の急落を引き起こしました 

 

さらに、個別の銘柄でも大きな影響が見られ、三菱UFJフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループなどの金融株が大幅に下落し、半導体関連銘柄も急落しました。全体的には、東証プライム市場の99%の銘柄が値下がりする事態となりました。

 

このように、国内外の経済指標や為替変動が重なった結果、日本の株式市場は大きな打撃を受けることとなりました。

 

私も、日本株の個別の銘柄に投資していました。しかも、今年の前半にはまだ所有していたのです。私の場合には、今年に入って、個別の銘柄の最高値で売ろうと決めて、無事すべて売り切りました。

 

何で今年に入って売ろうと思ったの?とすぐに突っ込みが入りそうですが、それはまたの機会にしたいと思います。

 

7月末からの日本株の急激な暴落。しばらくは、上がったり、下がったりと激しい動きになることでしょう。円高も物価に影響するので、どうなっていくのか注目してみてください。

日経平均株価暴落